2024/04/09 17:24
稀に見る大規模なディスプレイ変更で満身創痍のトリノススタッフほんだです。
4月某日、約3日間に渡って行われたお店の模様替えの模様を赤裸々にお届けしたいと思います。
トリノスの模様替えはいつも唐突で気まぐれですが、今回はけっこう気合を入れて行われました。
というのもセールが終わり、それでも売れずに長い間滞っていたものを市場へ送り出し、大きな大きな棚や小家具が売れ、店が寂しげになり出したタイミングだった為、心機一転雰囲気をがらりと変えようということでエイヤ~ッと取り掛かったわけです。
模様替えに着手する頃の店内。
大きなフロアランプとパーテーションがしっかりと空間を仕切って行き止まり。とりあえずの行き場がない雑貨はコールマンのキャリーワゴンへ。改めて感じる大容量、ありがたい。
家具に絡まり付いていた照明/配線。なるべく隠し隠し工夫しています。
全てのジャンルの食器・鍋類の巣窟となった箪笥。
こう見ると結構入りますし、見せたいものを見せるにはかなり良いと思います。こういった状態の時はこまるかもしれません。見ないで~
がらんとした棚に贅沢に展示された、家具のガタツキを矯正するための"カーペット"と"木"。これらはすぐ近くのTHE100STORESさん(閉店泣)で、我々が独占していたと言っても過言ではないほどお世話になっているアイテムです。うちは床に水平な部分が無いことで有名ですから。
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家具が大量に搬入される前に、現状の店内を整えます。掃除をし、これから動かされるテーブルや棚に乗ったものを取り除き、販売を諦めるものはまとめ、倉庫からのスタッフの到着を待ちます。
これも一つの在庫整理法。買ってくださったみなさまどうもありがとうございます。ぜひオーナーには内緒でお願いします。
安全の為植物たちも外へ。久しぶりに店に来たら黒い鉢の木がペショペショになっていました。
この子は元気の具合がたいへん分かりやすいです。こうなってしまった時は風通しのよいところでしっかりとお水をあげます。夜、どうなっているかお楽しみに。
店の入り口にあった家具を、ほぼすべてガーッと奥へ追いやり、ダンスフロアができました。
写真左手のような大きな鏡(備品)もありますので、4拍ほど小躍りをしてから家具を搬入します。
ちからもちたち
どかんどかんとライティングビューローが運び込まれました。トリノスはただいまビューロー屋さんを名乗れるほどビューローの在庫があります。
地球と衛星
コスガのカントリーなビューローは勉強熱心な青年の部屋を彷彿とさせる間取りとなりました。
その奥にはギリギリ奥行きの足りないミニテーブルをどうにか箪笥の上にディスプレイしようと試行錯誤している2人。諦めました。しかしここも後々ステキスポットになるのです。
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そうこうしているうちにお店の手前はかなり仕上がっていきました。
そうなると大変なのは手つかずのエリア...。
棚を動かした関係で行き場に困った牛骨をインダストリアルなテーブルに置いたら、西部劇の大衆酒場みたいになってました。やけくそでアイスペールを置いてみるなど。
現実を見るスタッフ
オーナーからの要望で、まだ粘ることになった無印のラックがテーブルの上にそびえ立ち、まるでラスボスです。これじゃあこわくてだれもお店の奥まで入れない。
無印ラックの突如感をまろやかにするために手前にテーブルを置いてみたら、なんとまあ棚板の高さとぴったりなことよ!寸分違わず地続きになりました✌️地続き測量屋さんも納得の表情。
素晴らしいフラット具合ですがこれでは困るので、そんなときは作戦名:一回外に出してみる、です。
するとどうでしょう。
なんかいい感じじゃね?この組み合わせ
なんかいい感じすぎる。まるいレトロな足のテーブルと、店頭にあったキッチュなイエローの剣持スツールがなんとも言えない調和をしています。なぜこの組み合わせをもっと前に思いつけなかったのだろうか。
本日はお日柄もよく_
Big smile...
現実に戻る
さまざまな家具のサイズを測っては合わせ、ああでもないこうでもないをして唸ります。
とりあえず黒い手前の箪笥に乗っていた古風な玄関収納を下ろします。今回唯一店頭展示を諦めたアイテムです涙
結構かっこいいんですよ...傘専用収納とかあって
かろうじて倉庫残留になってるので気になる方、ぜひ、ぜひ!
そして答弁台となってしまったこの箪笥がのちにスタッフお気に入りの場所になるとはまだ知らない頃。
結局この棚は下ろしました。ここぞという場所が見つかったのです。3人いればなんだって解決できます。
無印棚を下ろし、ここはテーブルを魅せるべくダイニング空間とすることに。今まで背の高い棚類が並んでたこともあり、あまりに空間がスコーンと抜ける感じがしたので、でっかいランプを提げます。ほんとにでけえんだこれが。でもかっこいいんだ~
こちらの取り付け中にあることに気が付きます。このシェード、なんと店内全体が見えるんです...!
反対側はもちろん、店の入り口まで見えます。検証として商品をくすねて頂きました。
彼に背を向けてこのシェードを覗くと、中央に映ったワゴンの右側、怪しい動きをする男がはっきりと見えます。さすが神楽坂、防犯も類を見ないスマートな手法に進化しています。
冗談はさておきこのライト、かなりインパクトあり見どころあり、遊び甲斐ありなのでぜひ売れてほしい。
模様替え編は素材が膨大になった為、本日はここまで。完成形やここ見て~ポイントはまた後日の記事にてご紹介いたします。
現在のディスプレイになってからというもの、今まで長いこと動かなかった家具が急に売れたり、入れて1,2日で旅立っていく家具も多く見られます。
見え方が良くなって、急に魅力的に感じられるものもあるかもしれません。ずいぶん風通しの良くなったトリノスにぜひ遊びにきてください。
ほんだ