2025/02/11 19:54




こんにちは。年明けの投稿がはじめてのほんだです。


今回は時計特集。いま、トリノスの時計が正味のホットなニュアンス。






新たなコーナーの誕生、ウォール・デコエリア。



まずは目を惹くこちら


わたしの撮影したサンバーストはなぜかパノラマになっていました。

少々古いデジカメを使っているのですが、このカメラでいうところのパノラマモードは、どうやら3枚の写真を横並びの1枚にするという意味のようです。ネットで調べたパノラマ写真の定義としてはこの写真も合っているっぽい。




dramatic......






サンバーストクロックの上からこちらをじっと見つめるは、同じくジョージ・ネルソンデザインのアイクロック(リプロダクト品)です。インパクト、存在感、迫力あり。








小話。

壁掛け時計が2点新しくやってきたので、その隣に三角形の壁掛け一輪挿し(¥1,320-)を並べてみました。
この小洒落たアイテム、一目で花を生ける道具だとわかってもらいたいのですが、なんせうちでは生花を取り入れてのディスプレイはめったにありません。






そこで、店にあったワイヤーをねじりねじり、ラッピング用のリボンを切ったり結ったりして即席のお花をつくってみました。




こうして民芸品ってうまれるのかもなあ


人生の先輩がたが、モールや毛糸や紙やら綿やら、手元にあるささやかな材料を用いて文化的に暮らそうとする心理を理解する。





けっこうかわいく、けっこうお花だとおもいます。そうでしょう?





ドイツ製 ミッキーマウス手巻き目覚まし時計 / ¥8,800-


つづいてはレトロディズニーマニアさん向け。ビンテージな顔つきのミッキーマウスの、手巻き式目覚まし時計。
ゼンマイを巻くとカチカチカチカチと大げさな音を立てて動きます。

アラーム機能もあり、おそらくこの形の目覚まし時計を見たときにイメージする音__そう、その音です。
起きるのが憂鬱でバン!と叩いて止めたくなるような音がひっきりなしに鳴ります。ジリジリジリジリ





天使のブランコ振り子時計 / ¥11,000-



こちらは書いて字の如く、天使が座るブランコが振り子になっている置き時計です。左右に揺れる振り子だけじゃないんですね。こちらはちゃんとブランコと同じよう前後にスイングします。そしてひじょうにクラシック。


古民家カフェや猫脚の家具、レトロがコンセプトの喫茶店など今からつくりだす空間でも、こういったものが似合う場所って実はまだまだあるのではないでしょうか。




NARUMI ペンドラムクロック / ¥3,300-

光学カメラのレンズに使用される”オプティカルガラス”でできた振り子時計。窓ガラスに使われるような一般的なガラスよりも無色透明に近く、内部の屈折率が均一で光の吸収が少ない特別なガラスなんだとか。






こういったタイプの時計、企業ロゴがドーーンと入っていたり、誰某かのお名前が刻印されていたり、植物や動物が白く立体的に浮かび上がって見えるような彫刻のある”実家感”つよつよなものならよくお見受けします。


しかしこちらは、ちからつよい透明なだけである、シンプルで逞しい佇まい。
丸くくり抜かれたガラスの向こう側を、銀色の円の振り子が行ったり来たりするさまを見ていると、だんだん精神統一できるような気がしてきます。




SEIKO vintage自動巻き時計 / ¥7,700-

深緑色に、ぼやっと白い光が浮かぶようなフェイスがかっこいい自動巻きの腕時計。
どこかスペーシー(宇宙っぽいさま)な雰囲気が心躍ります。




SEIKO ヴィーナス振り子時計 / ¥8,800-


最後のご紹介もSEIKO。こちらは振り子の先が割れているワケあり商品なんですが、それ以上にワケがある珍品です。

まずは時報の音。ぼやけたような音で「ピンポン、ピンポン」と繰り返します。
はじめて聞いたときは、お客様からは見えないので本来使われないはずの店のインターホンを押されたのかと思い、外まで出ましたが誰もおらず震えました。

そしてその時報、〇時ちょうどに鳴るわけではないのです。わたしが認識している時刻でいうと19分、24分、25分あたりをお知らせしてくれます。いみがわからない……



これはご来店いただいた時間中にこの音を聞くことができたらラッキ~、なヘンテコアイテムとしてお楽しみいただけたらと思います。








7種類の時計をご紹介いたしました今回の時計特集、気になるものはありましたでしょうか。


今やデジタル時計の正確さ無くして生活するのは、大半の人にとってなかなか難しいものです。

だからこそ、ゆっくり寛ぐためのお部屋を彩るアイテムのひとつとしての時計はデザイン性が高すぎて読みにくかったり、手で巻いてやる手間がかかったり、変な時間を教えてくれたりと、なにかしら愛嬌のあるものを選んでみると新たな時計の存在意義を見出せるかもしれません。
というか見出さざるを得なくなります。そこに、モノと自分の間の特別な関係が築かれていき、次第に自分だけの大切なものになっていくでしょう。



きびしい寒さに息をひそめ実は新生活シーズンも近づいている今、新たなインテリアとの出会いのため、ぜひTorinothへ!




ほんだ